フリーアナウンサー、加藤綾子(31)が6日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・0)に出演。レギュラー出演していた「めざましテレビ」生放送中に意識を失い搬送されたことが、フリーになったきっかけであることを明かした。
番組ではフリーアナウンサー、古舘伊知郎(61)、宮根誠司(53)とともにトークを展開。宮根からフリーになった理由を問われた加藤は「(フジテレビを)辞めるちょうど1年くらい前に生放送中に意識なくなって倒れたんですよ。それで、病院に運ばれている間に『私このまま死ぬかも』って思って」と、死を意識したことを告白。
当時、加藤は風邪気味だったものの欠席するほどではなく、「オープニングもしばらくは『今日は大丈夫』と思ってやっていたんですけど、だんだん原稿読みながら息苦しくなってきて、ちょっと危ないかなと思って、今度は他の人が原稿読んでいて、それを聞いて立っているあいだに酸欠になってきて、気付いたら倒れていた」と当時を振り返った。
さらに、「それまでも体調的に厳しく感じるときもあったんですけど、まだいけるかなっていうので、自分の意識を持ち直してお尻を叩いて、『まだいける、まだいける』とやっていたんですけど、無意識に倒れてしまったっていうのをきっかけに、『あ、ちょっと体のことを優先して考えよう』と思って」とフジテレビを退社してフリーアナウンサーになることを決めた理由を語った。
この答えに、宮根は「え、体優先のフリー?」と反応。古舘も「ちょっと違和感あったね」と、納得がいかない様子。古舘の「フリーであれば、仕事をセーブしたいときする、できるときはできるっていうふうに自由にやっておいたほうがいいかなっと思った?」という問いに加藤は「思いました」と素直に答えた。
古舘は「たぶん、総合するとめざまし(テレビ)を辞めたかったんだよね。会社を退社してフリーになればすべての大義に包まれるじゃないですか。ただ単に辞めて楽させてというのはけっこうひんしゅく買うじゃないですか。変な意味じゃなくてめざましを辞めたいという思いが強く出たのでは」と分析した。続けて宮根が「めざましが嫌いになった? めざましテレビが眠っているってこと?」と冗談まじりに畳み掛けると、加藤は「いやいや、起きてます起きてます」と笑いながら否定していた。
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